「けっけぇの学校が爆発したらしいど! けっけぇ帰ってるか?」
仕事に向かう車の中で受けた、夫からの電話の第一声が、これ。
(」゜ロ゜)」 ええっっ! 爆発???
それにしては、消防車が出動した気配はない。
またしても夫の《イタズラ》か??? と不信に思いつつ、
「今もう仕事に向かいよるんやけど、それ、ホント? 引き返したほうがいいね?」
と念を押すと、
「あたりまえやないかっっ! 11時には下校したらしいど? まだ帰ってないんかっ?」
(」゜ロ゜)」 えええええっっ!
もちろんこの時点で私はもう正常ではなくなってた。
心臓はドキドキ、電話する声も震え・・・・・。
でも、ここで学校には電話できない。 もし夫のイタズラだったら…と思うとね。
だって、消防車もパトカーも出てないっぽいんだもん。
(^-^;A
とりあえずお客さんの所に遅れる旨を連絡し、本社にも連絡。
で、知り合いに電話してみた。テレビを見ていそうな知り合いは限られちゃうんだけど。。。
その知り合いも外出先だったから、その同僚さんで、やはり私の知り合いに電話してみてもらった。
折り返しかかってきた電話では・・・
「爆破予告があった、ってニュースでやってたらしいぞ」
(−−!)!!
なぁ〜〜〜んだ、予告、かぁ〜〜〜。
それにしても!!! なんでまだ帰宅してないんだよっ!うちの長男っっ!
ホッとしたら、今度は怒りでアタマがいっぱい。
それから、きちんとニュースで言っていたはずの《正確な情報》を聞いていない夫に対しても、アタマにきまくり!
まずは学校に、何があったのかの問い合わせと、まだ帰宅してないことを伝える。
担任の先生が、友達の家とかに問い合わせてくれたり、
「帰宅しても親御さんがいらっしゃらない生徒たちは公民館に集まってるという情報もありますので、そっちかもしれません。」
なんて連絡をくれたり・・・。
その時点で、長男が遊んでると確信した私は、そのまま仕事に出ることにした。
長男が家のカギを持っていようといまいと、すぐ帰宅しない長男が悪いんだから…。
出てすぐくらいに、長男から電話が入った。
「今帰った」
\(`o'") コラーッ
まったくもうっっ! どんだけ心配したと思ってんのよ。。。
ただね、その後すぐに自分から学校に連絡を入れていたのには少し感心した。
帰宅したことを、ちゃんと学校に伝えたんだって。
それにしても一番ひどいのは・・・
爆破予告電話をした犯人!
子供たちは今後もね、心のどっかで《怖いと思う》んじゃないかと思うのよ。
《アレはフェイントで、ホントは違う日に爆発させるんじゃないか?》
なんて、思っちゃうこともあるかもしれない。
ほんのイタズラ心でかけた電話だったかもしれない。
それとも学校に恨みがあって、かけた電話だったかもしれない。
どういう気持ちで電話したのかはわからないけど、
もう、やめて欲しい。
今回は幸い、子供たちの身体に傷はつかずに済んだけど、心には傷がついたかもしれない。
関係のない子供たちまで傷つけて、それであなたの心の傷は癒えますか?