入院したらすぐ、点滴をつなぐための針をさされます。
点滴はまだしないんだけど、すぐに点滴がつなげられるように、針をさした状態にしておきます。
そして、「鼻から管を通すのが苦しいんですよぉ〜」
と、看護師さんから何度も恐ろしい言葉がかけられます(;´д`)
そんな状態で一晩を過ごし・・・
朝、点滴がつながれます。
まだ元気いっぱいなので、たいくつでこんな写真を撮ったりもできます(笑)
そして、採血。
点滴をつないでいるのとは反対側の腕から。
その数時間後、また採血。
今度は 『動脈からの採血』 だそうです。
「手首と、足の付け根と、どっちがいい?」 と主治医。
「手首はちょっと痛い。足の付け根は深く針をささないといけないけど、あんまり痛くない。どっちにする?」
えーっと・・・そりゃああんまり痛くない方でお願いします(;´д`)
確かに痛みはありませんでした!!
針をさされるときのチクっとするのさえなかったですよ〜!
あ!そうそう。浣腸もされました。
子供たちに浣腸した経験はあるけど、自分がされるのは初。
子供たちがされてるときの表情を思い浮かべてちょっと怖かったけど、これが案外なんともなかったですね(笑)
そしていよいよ、鼻に管(チューブ)を通す時間がやってきました。
外来の担当医、昨日の看護師さん、今日の看護師さん、みーんな口をそろえて
「苦しいんですよね〜」という・・・あれ。
痛みの覚悟はできていました。
確かに痛かったですが、それは案外平気でした。
問題は・・・・・
のどから下あたりに管が入っているので、吐き気がすごいんです!!!
おぉえぇぇぇぇぇっ!
おぉぉぉ〜えぇぇぇぇぇぇ〜!!
もうね、胃液?も鼻水も涙も、全部ふき出してきます。
ほんとはこの姿を両親に見せたくなかったんだけど・・・
「出とって」って言うタイミングが遅れたせいで、見られてしまった。
そんな感じで オエオエ言いながら手術室に向かいます。
途中何度もオエオエで立ち止まりながら・・・。
手術室の入口で両親と別れるのですが、
「もうご飯食べに行ってきていいよ〜」とオエオエ言いながら伝えました。
だって10時前から来て待ってたんだもんねぇ。
結局手術室入ったの13時50分だょ?
病院の前にあるカワイイ一銭洋食屋さんを紹介してたから、まぁそれは安心して見送り(どっちがだょw)
さて、手術室に入り手術台に上がると、(私は室内に興味津々なんだけど)室内を見渡す暇もないくらい、主治医やら、手術室の看護師さんやらが次々と顔を出し、あいさつ(笑)
はいはい、さっき会った看護師さんだよね。
帽子かぶると別人だよ(ちびまるこちゃん風に)
なぁんて、ちょっと心の中でクスっとしながら。
「麻酔入れますね〜」 の言葉の直後、すでに意識はありませんでした。
気付くともう手術室から出るところ。
両親が覗き込んできます。
いや、見ないで(笑) 恥ずかしいから(笑)
と思いつつ、声を出そうとするも声が出ない!
かすれて、ガラガラで、声が出ない!
そのまま病室に到着し、鼻から入れてある管をやっと外してもらえました。
しかし!やっぱり声が出ない。
出ない声を振り絞って 「もう帰ってもいいよ」 と両親に伝える。
ずっと待っててもらったし、ここから先は看護師さんの出番でしょ〜と思って。
自宅では、次男がタミフル飲んで寝てるしね。
(こちらは妹が見守ってくれてたけども)
お腹に痛みは感じるものの、ここから先は喉の痛みとの戦いでした。
とにかく喉が痛くて、痰がすごくて、苦しくて、声も出なくて。。。
そしてそのまま寝てました。
心電図などのテープは貼られたままで、そのデータは機械で送信されているようでした。
目が覚めたのは夜の8時。
持病のお薬を飲むのに起こされました。
すこ〜し声が出るようになっていましたが、やっぱりまだ喉の痛みとの戦い。
お腹の痛みどころじゃないって、これ。
関係ないところが痛むのってイヤですね(;´д`)
でもそのまままたすぐ寝てました。
夜中に何度か目が覚めてトイレも行きましたけど、やっぱりお腹より喉が痛いのがつらかった。
この喉の痛みは、翌日も、翌々日も続きました。
声に関しては、翌日の夜にはだいぶまともに出るようになっていましたが、
結局手術後3日間程度は痛かったり、痰がからんで咳が出たり、ホント喉が一番大変でした。
咳をしたらお腹の筋肉使うから、咳するのが痛いから怖い・・・ってのもあり。
思いっきり咳ができなくて、
コ・ホ・・・ン・・・・・
・・・・・コ・・ホ・・・・ン・・・
みたいな咳をしてたら妹にはウケてたけどねw
「きれいに縫えた自信がある!」という主治医を、まるで息子のようにかわいいなぁ〜と思いつつ(笑)
あ、手術は成功したそうです。
最初の外来時の診断より大きな範囲に及ぶ予想もありましたが、結局、切るのは最小限で済みました。
・・・つづく・・・
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